2006.08.07 Monday
サテンシューズの選び方 モダン編
前回、サテンシューズについて少しお話をさせていただいたと思いますが、今回はモダンのサテンシューズの選び方についてお話ししたいと思います。
サテンシューズを一言で表現すれば・・・ 痛いけど脱げる靴です!! 普通は、痛ければ足に食いついてる証拠なので、脱げにくいはずなのですが・・・ サテンは生地なので、伸縮性が全くなく、靴の前部分にゴムを入れることが基本的にできません(難しいのです)。 そのため、足に食いつかず、脱げやすいのです。 それに型くずれしにくいくらい固いため、どうしても痛くなりやすいのです。 バレエのトウシューズを想像していただければ・・・と思います。 バレリーナもよく足から血をだしてますが、ダンスの場合でも、選び方を間違うと血がでます そのため通常の革のシューズの選び方「痛くない程度にぴったりめ(4月10日ブログ参照)」で選ぶと、失敗します。 私もサテンシューズで痛い目に遭いましたので、選ぶときは慎重になります。 ぴったりめを履きすぎて、クイックステップの練習中、つま先を突き指し、ダンスの練習を3ヶ月ほどお休みしました。 そこで選び方ですが、サテンを履いてみて、つま先がすこし動かせるくらいの余裕があった方がいいです。 そのせいで、ライズ(つま先立ち)したときに脱げるようであれば、シューズベルト(7月31日ブログ参照)を使用して下さい。 また、必ずその場で少し動いてみて下さい。 つま先部がぴったりでは、痛くなります。 感覚を言葉で表現するのは難しいのですが、つま先部分は指が動かせる(かゆい時にうごかしますよネ。)くらいの大きさを選んで下さい。 日本のトッププロ選手も、よく見るとシューズベルト(透明)を使用しています。 少しゆっくりめを履いて、その代わり脱げやすいのでベルトをするというのが主流のようです。 足を痛める靴ですが、プロ選手や競技選手からすればなくてはならない靴です。 動きが激しいので、革のシューズを履いて練習すれば、すぐに型くずれし駄目になるからです。 次の機会に、幅の広いサテンシューズをご紹介致します。 |