2006.04.12 Wednesday
初めてのダンスシューズ選び・男性編
今日は男性の初めてのダンスシューズを選ぶときのポイントやお薦めの靴を ご紹介したいと思います。
男性の方の場合、女性の1足目(詳細は4月10日のブログをご参照ください。)と違い、シューズの数が少ないので、割と選びやすいです。 ずばり1足目は↓↓ラテン・モダン兼用がお薦めです! 税込13,650円 ダンスメーカー、セキネさんのシューズです。 ※上記シューズ2006年4月12日現在の価格です。 その名の通り、ラテンとモダンの踊り両方に使える、とても便利なシューズです。 私の元リーダーさん(ダンスではカップルの場合、男性をリーダー、女性をパートナーと呼びます。)も、モダンの大会でも、足が痛いからとということで、この兼用で踊ってはりました。 初心者から競技者まで使える、とても履きやすい靴です。 1.シューズの形 モダンシューズ↓↓ モダンシューズは、インサイドエッジ(つま先の内側)とアウトサイドエッジ(つま先の外側)を使うため、つま先が尖がった形で細めになっていて、全体の革も硬めになっています。 1足目にすると、革の硬さと細さが影響して、足が痛くなる場合が多いです。 ラテンシューズ↓↓ ラテンシューズは、モダンシューズとは全く逆で、激しく動けるよう革も柔らかく、ラテン独特のウォークがしやすいように、つま先も丸くしてあります。 つま先が痛くなるのがお嫌な方は、1足目に選んでもいいのではないでしょうか。 兼用シューズ↓↓ 兼用シューズはちょうどラテンとモダンの間を取ったシューズです。 革の硬さも中間くらい、つま先の丸みも中間くらいで、1足目に履くには失敗が少ない靴と言えるでしょう。 2.ヒールの高さ ヒールの高さ 左から2.5cm、4cm↓↓ 男性用は女性用に比べて ヒールのバリエーションも少ないです。 一般的にはモダンシューズも兼用シューズも、2.5cmヒールが普通の高さになります。 モダンでヒールを高くすると、ヒールから前進しにくいので、あまり高いヒールはありません。 一方、ラテンシューズは体が前バランスに行くように4cmヒールもあります。 プロ仕様のラテンシューズは4cmヒールが主流で、裏底の革も激しく踊れるように、ふにゃふにゃにしてるのが特徴です。 3.革の質(色) 本当に申し訳ないです‥‥女性はたくさん色や革の素材もあるのに‥‥ 男性は黒で牛革のみです。 (隠れメニューで白もありますが、少々黄ばみがでます)。 昔は鹿革もあったらしいのですが‥。 あと 素材としてエナメルがありますが、結構扱いにくいです。 初心者の方が履くと、エナメル同士がくっついてしまって、踊りにくいのと、長期保管で劣化しますので、 1足目としては避けて頂いたほうが無難です。 選び方のポイント 女性と同じで 痛くない程度にぴったり目 を選ぶ事に変わりないのですが、男性の場合は履く靴下の厚みにサイズが左右されます。 サイズあわせをする場合は、必ずダンスする時の靴下(特別なものはありませんが、黒のほうが好ましい)を決めておいて頂いたほうがいいです。 この場合、靴下はつま先が痛いときのサポートになります。 初めてシューズを履いて踊るとき、普段履いてるものより少し薄めを持って行っておいて、痛くなったらそれに履き替えればいいのです。 そうすれば サイズに余裕が出ますからネ‥‥。 そこだけは女性用より融通がきいて何とかなります。 今日もくどくど書きましたが そんなに、難しくないですからネ! お客様にあった1足目を見つけていただけるように、お手伝いするのが、私たち販売員の役目ですので、売場に来られたらどんどん質問してみて下さい! 今日もちょっとしゃべりすぎたあゆみんより‥‥ |